妙高火打周辺(新潟) 藤巻山(944.8m) 2018年11月11日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 6:19 ゲート−−6:26 登山口−−6:50 藤巻山 6:53−−7:08 林道(登山口)−−7:16 ゲート

場所新潟県妙高市
年月日2018年11月11日 日帰り
天候曇時々晴
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場林道ゲート前に駐車余地あり
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望東側に少しだけ樹林が開ける
GPSトラックログ
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コメント東側を巻く林道に登山口があり立派な登山道が山頂まで続く。林道入口にはゲートがあるが登山口まで歩いても大した距離ではない




林道入口に駐車 施錠されたゲート
今日は高い場所も雲に入っていない 林道脇の登山口
案内標識。DJF氏が登った当時は無かった 熊避け用の自作鐘
熊避けとのことだが?? 周囲は照葉樹藪
藤巻山山頂 立派な山頂標識
東側の展望 北尾根に登山道が続くが案内無し
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 妙高山の裾野には富士山の寄生火山のような小さな山がいくつもある。藤巻山もそんな山の一つで県道のすぐ横にある。幸い、東側直下に林道が通っており、ネットで調べるとそこから山頂まで道があるそうだ。これなら朝露に濡れた薮漕ぎは不要なので早朝から攻めることが可能だ。なおネット検索でヒットしたのはDJF氏の記録だった。

 林道入口には施錠されたゲートが降りてマイカーで入れなかったが、林道歩きの距離は微々たるものなので問題ない。昨日の不動山の疲労が残っているが今日は軽い山なので大丈夫だろう。スキー場の施設のはるか上に黒さが戻った妙高山が見えていた。

 林道は未舗装だが林業関係者が頻繁に入るようで路面は安定し歩くのにも快適。大きなカーブで沢を渡った先から登山道入口を探しながら歩くと今は立派な標識が立っていた。確かDJF氏が登ったときには道はあったが標識は無かったと書いてあったが、いつのまにか整備されたらしい。

 登山道の整備状況も良好で刈り払いは完璧で体に触れる薮は皆無。道幅も広い。高度が上がると周囲の植生は雪の重みで根元が曲がった照葉樹の濃い薮に変わり、登山道が無いと薮漕ぎにかなり苦労するのは間違いなかった。この比較的低い標高でこの植生は北志賀を彷彿とさせる。背の高いブナがあるのに地面付近のこの植生は、あまり見られないような。やっと東の空から太陽が顔を出し、紅葉したブナを照らす。

 途中、熊除けのための金属円筒製の手作り鐘あり。これを数回打ち鳴らして熊に人の存在を知らせるためのもの。形状が小さいので音量不足のように感じるが、無いよりはいいだろう。私の場合は鈴を付けているが。その隣には側面に四角い穴を開けた2リットル?のペットボトルがぶら下がっていて、札には熊避けのためと書かれていた。何か熊が嫌がる匂いを出す成分でも入っているのだろうか? 私には何も感じられなかった。

 傾斜が緩むと登山道は右へ大きくカーブしUターンするように進路を東へ変える。どうやら薮の濃い場所を迂回して三角点へ至るように道が付けられているようだ。最後は開けて明るいブナの緩斜面でここが藤巻山山頂。山頂っぽくないが、そもそも三角点が設置された場所がピークではなく肩なので仕方ないだろう。大きな山頂標識が設置され、東はブナの樹林が薄くなって眼下にはゴルフ場が見えていた。刈り払われた道はここで終点と思いきや、北尾根上にさらに続いていた。登ってきた道には「下山道」の標識が出ているが北に向かう道には案内が無い。でもおそらく往路の林道のどこかに下りられるのではないかと思う。

 帰りは素直に往路を戻る。日曜だからか、林道を通行する車両は皆無だった。

 

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